教師と父母のための美術教育誌新しい絵の会編集・発行
「美術の教室」


90号表紙


B5版 95ページ

カラー2ページ、図版多数、付録CD-ROMつき

年2回 5月、11月発行

購読料 2,000円(年2冊)

郵送料 160円(2冊)

絵の会の総力をあげて編集している美術の教室。本誌があれば、美術教育の今日的課題や実践が読者の手元にとどけられます。

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美術の教室90  2011年05月 新しい絵の会編集

目次

とびらのことば




美術の教室90

目次

        

90号の特集

◎特集「図工・美術教育」のQ&A

とぴらのことば ………………………………………杉本 雅士(編集委員長) ……5
■冬季研シンポジューム
「子どもの瞳が輝くとき」 …………………今関信子・大平陽代・大島早苗・渡邊智恵子 ……6
■Q&A
*「図工・美術はなぜ学校教育の中にあるのでしょうか」 ……………・島津秀明(公立小学校・新しい絵の会常任委員) ……17
*「図工美術科は、いま必要な学びです」 …………薮内好(新しい絵の会研究部・千葉大学非常勤講師) ……21

*「芸術は爆発?あそび?それとも…」(アートに目的はあるのですか?)

…三嶋眞人(新しい絵の会事務局長・藤沢市立白浜養護学校) ……25
*「新しい絵の会」って何ですか? ……………………………………………江渡英之(和光大学) ……27
*「就学前の絵画制作活動で育みたいこと」 ………………………鈴木慶子(神奈川・やなせ第二保育園) ……29
*「1年生の図工の指導で大切にすることは何ですか?」 …………………………………………高木堆芳(東京・杉並) ……32
*「1年生の図工指導」〜人を描けるようになるには〜 ……………………大平陽代(埼玉県越谷市・桜井南小学校) ……35
*「図工の授業〜始まりから終わりまで〜をどう作ったらよいか?」 ……………………落合早苗(東京都・町田市立大蔵小学校) ……38
*「授業をどうすすめるか?速い子・遅い子のいるクラス」 …………小菅盛平(元小学校教員・新しい絵の会常任委員) ……40
*「教科書と教室の子どもたち」
〜教科書をどのように使えばいいですか?〜
………………………………横山裕(松江ひかり幼稚園講師) ……42
*「描くことはわかること」 ………………………峯川幸子(船橋美術サークルでくの会) ……44
*「美しいドラマの世界を美しい色と形の響き合いで描くお話の絵や物語の絵の指導は?」 …………………………………服部宏(大阪図工美術の会) ……46
「『体験を描く』描きたくなるチャンスを見逃さないで」 ………………………………渡邊智恵子(船橋美術サークル) ……49
*「描き方を教えるということは」 ……………………中谷隆夫(新しい絵の会常任・編集委員) ……51
*「表現と技術」 …………………………………山崎紀彦(新しい絵常任委員) ……53
*「『直描き』ってなんですか?」 …………………………………江渡信子(東京絵の会・鶴川) ……56
*「支援のあり方、教えるということ」
〜特別な手立てが必要な子どもたちの授業は?〜
…三嶋眞人(新しい絵の会事務局長・藤沢市立白浜養護学校) ……59
*「『良い絵』『悪い絵』ってありますか?」 ………………………中谷隆夫(新しい絵の会常任・編集委員) ……61
*「作品の掲示・展示・装飾」〜作品をより輝かせるために〜 ………………大島早苗(横浜絵の会・横浜市立綱島小学校) ……63
*「画用紙の色と形と大きさは」 …………………杉本雅士(神奈川・法政大学第二高等学校) ……66
*「表現を育てる私の工夫」 ……………………大重裕紀子(兵庫加古川市立氷丘小学校) ……69
…………………… 内海公子(京都府八幡市立南山小学校) ……71
……………………………今関信子(神奈川・あやせ絵の会) ……74
*「先生図工やろう!図工だ一いすき」
〜専門の美術教育を受けていなくても〜
………………大島早苗(横浜絵の会・横浜市立綱島小学校) ……76
■入門講座
*「版画技法入門紙版画について」 ………………………………横山裕(松江ひかり幼稚園講師) ……78
*「工作入門ちょっと新しい素材、ちょっと変わった題材」 ……………………………伊藤正雄(新宿区立大久保小学校) ……81
*「粘土入門楽しく作ろう…粘土を使って」 …………………………大多アキ子(新しい絵の会常任委員) ……83
*「墨絵入門墨絵のたのしい世界を子どもたちとともにつくる」 ……………小菅盛平(元小学校教員・新しい絵の会常任委員) ……86
■追悼文「生涯現役だった池田栄先生」
……………………………………佐藤寛(香取美術教育の会) ……89
■全国大会案内 ……91
■付録CD …………………………………………………………………… ……95
■事務局通信
あとがき


とびらのことば

「図工・美術教育」のQ&A

杉本 雅士(新しい絵の会・編集委員長)

 東日本大震災により、亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆様、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

 本誌がお手元に届く時には、復興への確かな足取りが見られ、原子力発電所も安全宣言に大きく近づいている事を強く願います。子ども達が夢をもって、元気に過ごせる時が一日も早く訪れますように。

 本90号では、図工・美術教育とその授業における疑問に答えようと、86号に続いて2回目の「Q&A」を組ませて頂きました。前回と同じクエスチョンに、角度を変えてお答えしたものもありますし、前回掲載できなかった新たなクエスチョンもたくさん掲載しました
 「新しい絵の会」には、「○○方式」といった固定的な方式や指導法があるわけではありません。ですから共同研究の中で形作られた、主張や考え方の共通点はありますが、掲載の内容も、厳密には解答者の個人の考えであり、方法論という事になります。また、紙幅の関係で、充分な展開が出来ていない項目も多いかと思いますが、新たな取り組みのヒント、あるいはより深い学びへの契機となってくれれば幸いです。
 新人の先生や経験の浅い先生方にとって、少しでも「図工・美術」を考える手助けになればと願っての企画ですが、ベテランの先生にとっても、実践を振り返るための有効な資料になると考えます。
追伸
 前号のCDに収録予定であった、神戸大会の記念講演:児童文学作家・岡田淳さんの『図工室から広がる子どもたちの物語』が収録出来ませんでした。誠に申し訳ありませんでした。
遅れてしまいましたが、今号のCDに収録しておりますので、是非ご覧下さい。

2011年5月

美術の教室90


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