新しい絵の会の機関誌
「美術の教室」


86号表紙


B5版 115ページ

カラー2ページ、図版多数、付録CD-ROMつき

年2回 5月、11月発行

購読料 2,000円(年2冊)

郵送料 160円(2冊)

絵の会の総力をあげて編集している美術の教室。本誌があれば、美術教育の今日的課題や実践が読者の手元にとどけられます。





美術の教室86  2009年5月 新しい絵の会編集

目次

とびらのことば




美術の教室86
目次

        

86号の特集

◎特集「美術教育」のQ&A

とぴらのことば …………………………杉本雅士(編集委員長) ……5
■「美術教育」Q&A
*なぜ美術の授業は全員が学ばなければいけないのでしょうか? …三嶋真人(新しい絵の会事務局長・藤沢市白浜養護学校) ……6
*美術教育は、なぜ必要ですか?そこで育つ力は、何ですか? ………薮内 好(新しい絵の会研究部・千葉大非常勤講師) ……10

*新しい絵の会って何ですか?

………………向井 進(埼玉絵の会) ……15
*人の感性・感覚は教えられるのでしょうか? …三嶋真人(新しい絵の会事務局長・藤沢市白浜養護学校) ……17
*「生活を描く」とはどういうことですか? ……今関信子(神奈川・あやせ絵の会) ……20
*子どもらしい絵、表現とはどんなものなのでしょうか? …三嶋真人(新しい絵の会事務局長・藤沢市白浜養護学校) ……24
*子どもの絵を見るときに何が大切ですか? ……………小菅盛平(和光鶴川小学校) ……26
*「描かない子」そして「描けない子」にはどう向かったらいいですか? …………………今関信子(神奈川・あやせ絵の会) ……30
*人間を豊かに表現させるにはどうしたらいいですか?     …………………今給黎博子(川崎絵の会) ……33
*物語の絵はどのように取り組ませたらいいですか?  ……落合早苗(東京都・町田市立成瀬台小学校 ……37
*クレヨン・パス・色鉛筆の指導のポイントは? ………………………小島八重子(神奈川絵の会) ……41
*「粘土や焼き物」の指導のポイントは何ですか?   ……横山 裕(松江ひかり幼稚園) ……45
*教科書はどのように使えばいいですか? ………………………大島早苗(横浜絵の会) ……49
*図工の授業はどう作ったらいいですか? …………………大平陽代(埼玉県越谷市大袋小学校) ……53
*画用紙の大きさや色はどう考えればいいですか?     ……………………………大島早苗(横浜絵の会) ……55
*版画の指導はどうしたらいいですか? …………………深谷 滉 (福島絵の会) ……57
*墨絵の指導はどう進めたらいいですか? …………………潮田政幸(千葉市中学校教諭) ……61
*風景画のポイントは何ですか? ………菅野偉男(福島絵の会) ……63
*切り紙絵ってなんですか?どう取り組ませたらいいですか? …薮内 好(新しい絵の会研究部・千葉大非常勤講師) ……67
*評価をするということ、評定を出すということをどう考えたらいいですか? …三嶋真人(新しい絵の会事務局長・藤沢市白浜養護学校) ……70
*ハンディを持つ子どもの指導は? …………………大多アキ子(都立港特別支援学校) ……74
*乳・幼児の活動のQ&A …………………矢野和江(新しい絵の会常任委員)
宮林佳子(東京・さくらぎ保育園)
……78
■新美術館訪問   
舟越 桂 アトリエ
      一作品制作の現場に接してドキドキ体験−
……………………………江渡英之(和光大学) ……91
■実践報告

*「障害者のアート活動」を考える
      〜第3回ハーモニー展〜

………………田口淳子(藤沢市立白浜養護学校中学部) ……97
投稿論文
美術教育の過去・現在・未来
江渡英之(和光大学) …101
■読者のページ 編集委員会 …109
■全国大会案内 ………… …111
■付録CD     …………………………………………………… …115
■事務局通信

あとがき


とびらのことば

「美術教育」のQ&A

杉本 雅士(美術の教室・編集委員長)

  図工・美術教育に関する疑問やお悩みにお答えできればと『「美術教育」のQ&A』として特集を組みました。「普通教育に美術
教育が何故必要なのか?」といった根本的で大きな内容から技法や措材の種類、特質にいたるまで幅広くとりあげました。
紙幅の関係で掲載できなかったクエスチョンや、説明が不十分となってしまった内容もありました。また、絵の会には「○○方式」と
いった固定的な方式があるわけではありませんから、掲載の内容も、厳密には解答者個人の考えであり、方法論という事になりますが、取り組みへのヒントがお示し出来ていれば幸いです。
 今回の新美術館訪問は趣を変えて、彫刻家の舟越桂さんのアトリエを中学生が訪問した報告となっています。


 舟越さんには、夏の研究集会で講演をして頂く事にもなっています。氏の作品は、直木賞作家の天童荒太氏の「悼む人」や「永遠の仔」の表紙にもつかわれていますので、多くの方が目にされていることと思いますが、毎日芸術賞を始め数々の賞を受賞され、世界的にも評価の高い方です。是非、ご覧下さい。
夏の講演もとても楽しみです。
追伸
 前号のCDに収録する予定であった、京都大会の基調提案「『どの子にも、表現する力と生きる喜びを』一新学習指導要領と美術教育の今日的な課題を求めて−」(薮内 好)が手違いで収録されておりませんでした。遅れましたが、今号のCDに収録させて頂きます。
申し訳ありませんでした。

2009年5月

美術の教室86


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